ダイエットと基礎代謝の秘密!!

大阪大学と医療機器開発のエム・エム・ティー（ＭＭＴ、大阪市、真崎修社長）は、植物から抽出した成分に、飲むと育毛に一定の効果があることを確認した。前頭部や頭頂部の毛が少なくなる男性型脱毛に悩む人に、髪の毛の健康的な成長を促すサプリメント（栄養補助食品）として販売する。今後、最適な投与量や価格などをつめる。

関節炎などに効く抗炎症作用の研究開発を進める中で、ナツシロギクの葉から抽出した成分「パルテノライド」に育毛効果を見つけた。同成分は欧米ではハーブとして古くから知られ、同成分を含んだサプリメントは健康維持に役立つとして既に商品化されている。紫外線やストレスなどが原因で起きる頭皮の炎症で乱れた毛の成長周期を正常に戻すとみている。

育毛・発毛剤は、各種の薬効成分を加えたエタノール性水溶液で、頭皮の生理機能の正常化や血行促進、殺菌、頭皮の柔軟化などによって、毛包の機能を高め、発毛促進や脱毛の予防を図ります。 同時にフケやかゆみを抑えたり、毛髪を健康に保ったりするような働きも持ち合わせているものが多いようです。

育毛には、効果の大きさや医学的な裏付けなどから、化粧品、医薬部外品、医薬品の３種類に分類されます。男性型脱毛症に有効なものがほとんどで、円形脱毛症や病的な脱毛症に関しては、医師による措置が必要となります。

■育毛剤の発毛・毛母細胞増殖成分
発毛成分として最も良く知られているのが、ミノキシジルでしょうか。日本で始めてミノキシジルを配合したリアップには１％の濃度で含まれています。 ミノキシジルはもともと高血圧治療に開発された薬で、血管を拡張させる効果があります。毛包に直接作用し、細胞の増殖やタンパク質の合成を促進させることによって、発毛作用を示すとされていますが、まだ不明な点もあるようです。

そのほかには、サイトプリンが毛乳頭細胞からの「発毛促進シグナル」増幅と、「脱毛シグナル」の遮断に効果があるということで、発毛成分として挙げられそうです。

■育毛剤の血行促進成分
毛根部分に栄養を届けるための血流を良くする成分です。 ・センブリエキス ・ビタミンEおよびその誘導体 ・ニコチン酸ベンジルエステルなど

■育毛剤の栄養成分
毛根が発育するための栄養素は、血液中から送られてきますが、それを補助することを目的とした成分があります。 ・ビタミン（A、B2、B6、B12、D） ・パテントテニアルコール、パントテン酸カルシウム、メチオニンなど

■育毛剤の代謝活性成分
ペンタデカン酸グリセリドなど

■育毛剤の刺激成分
毛根部分に刺激を与え、細胞の働きを活性化させようというものです。 ・トウガラシチンキ ・ニコチン酸ベンジル ・カンタリスチンキなど

発毛方法といってもいろいろな方法がありますが、発毛方法を間違えていたり、あわない発毛剤で頭皮を痛め、思った発毛効果が得られないどころか、身体にどんどん負担をかけてしまう方も増えています。

■発毛しやすい体質や生活習慣に変えていく方法
体質や生活習慣が悪いままでは、いくらよい発毛促進剤などを使っても効果は持続しません。生活習慣を食生活を改善することが健康的な髪の発毛につながります。

よりスムーズな発毛を望んでいるのなら心身のストレス管理にも気をつけたいもです。育毛剤また、毛髪は眠っている間に成長し発毛しますので、十分な睡眠をとるように心がけましょう。

■発毛促進剤を使用する方法
数多く販売されている発毛促進剤ですが、もちろん製品ごとに成分も薬効も明確な違いがあります。ことに薬効については、分類の仕方はいろいろあるとして、一応、４種類に分けられます。

?毛細血管を拡張して、血流を増加させるタイプ。
つまり毛母細胞になるべく多くの血を送って、細胞分裂を活発にさせようというものです。発毛促進剤全体の中でも、このタイプの比率が最も多いです。

?過剰に分泌される皮脂をとり去るなど、頭皮を活性化して、その新陳代謝を高めていこうというタイプ。
フケ防止、カビや細菌の消毒、殺菌などもこれに含まれます。

?毛母細胞そのものを活性化させて毛の休止期を短くしていこうとするタイプ。

?毛母細胞の働きを鈍らす男性ホルモンの作用を抑えようというタイプ。

■発毛サロンや、発毛クリニックに通う方法
最も積極的な発毛方法ですが、最近では様々なサロンやクリニックが存在し、その治療方法もそれぞれ異なるものです。サロンやクリニックを選ぶときは人の評判なども聞いて、信頼できるところを探すことがポイントです。